【書評】親切は脳に効く

読む前に確認したいこと

今回は、健康に関する本だ。健康やパフォーマンスに関する知見を広げる機会と思って、この手の本は出るたびに買っている。

帯の脳に効く、を見て、パフォーマンスにも効果あり？！と思ってしまった！！

キーワード：これらを良く見て・確認して行きたい：

表紙、帯等から拾える情報

親切、脳、親切の効用、驚くべき五つの副作用、オキシトシン、心臓と血管が強くなる、アンチエイジング、より良い人間関係、親切の連鎖、 老化の７つのプロセスを遅らせる、細胞レベルでの老化さえ防ぐ

なんやこれ、すごい言葉のオンパレードか！中身がきになる！！

本の構成

・親切は〜〜をする、〜〜となる

　幸せになる、心臓血管を強くする、老化を遅くする、人間関係をよくする、伝染する　

・具体的な方法

・まとめ

・一週間のチャレンジ

本書を見ずに、上記だけを見ると、以下が気になるところでしょう。

→　親切に方法がある？

→　（本書の内容が本当だとして）親切の仕方によっては効果が変わるのか？

 →　手法を早く知りたい！

本書が私に活かせる箇所：

具体的なオキシトシンを増やす方法や、老化を抑える方法、本書に関わる瞑想のやり方などが記載されている。

（誤解の無いように記載しておくが、本書で言うところの瞑想は、どちらかと言えば、マインドフルネスの様な手法ではなく、祈りの様なものに感じた。これは重要な気づきだろうと思う。）

親切がどんなことにどんな影響を与えるか？などは必見だ。

みなさんが自覚しているよりもずっと効果が大きい。

ボランティアや社会貢献、利益度外視でも他人のためになることが、どれだけの効果を生み出すのかを、考え直すことになった。

絶対に繰り返し読んでおきたい。 

以下は超ストレス解消法ですが、関連するところもあり。 

highperformance.hatenablog.com

以下の最高の体調もいいだろう。

highperformance.hatenablog.com

本書で疑わしいと思っているところ

本書を疑わしいと思ってしまったら、あなたの人生が小さなものになってしまう。

疑わずに信じて行動してほしい。 

親切が波及するレベルは、本書の研究によると、１つの親切で６４人に影響することがわかっている。それも疑いたくは無い。

今後と実践、まとめ

久々に良本。ターゲット層には、「誰にでも」を選ぶ。

是非読んでほしい内容だ。

特に自分の生きがいや、好きなことにはっきりと意識できない人には是非読んでほしい。下手をすると、人生を変えることを思いつくかもしれない。

超ストレス解消法と、本書は、ここ数年のうちでも特に意味のある本となるだろう。

具体的な手法・方法・実践についても書かれていて、効果についても

文献、研究、論文など色々なところからわかっていることを根拠としている。

「親切にしなさい」ということがこんなに効果があると言うのは、

とても嬉しいことだ。

この世を作り変える可能性すら秘めていると言える。

親切が伝染する、波及する話についてはとても興味深いし、

そこまでを読んできている人にとっては、読むだけでも「とても意味がある」。

→　なぜ意味があるかは、ぜひ読んで確認してもらいたい。

　簡単に言えば、心を動かされる様な、素晴らしい・感動する様なエピソードは、健康をもたらすと言うことだろう。そしてそう言うエピソードがそこかしこに散りばめられている。極端な話をすれば、読むだけで健康になる、と言うこともあり得るのではないか。（言い過ぎか？）

特に、この世に絶望を感じている・感じかけている人には読んでもらいたい。

心が荒んでいる人に読んでもらいたい。

自分が嫌な奴になっていると思っている人に読んでもらいたい。

素晴らしいエピソードも共に記載されている。

読んだ後、きっとあなたは生まれ変わるはずだ。

他人のために、そして自分自身の健康のためにも。

さあ一歩踏み出してほしい。親切があなたの人生を変える。

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