膨大な資料から読み解く脳開発〜その1
膨大な資料(主に本)から読み解く脳開発〜その1
数多くの本を読んで来た自負がある。
だが一向に頭が良くなっていない気がする。
実践している物もある。効果が出ているものもある。
だが一向に頭が良くなっていない気がする。
これはなぜかを、毎日自分に問うわけだが、いくつかのことが浮かび上がって来た。
・そもそも頭がいいとは何を基準にしているか?
私が考える頭がいい、は、昨日の自分より頭が良くなっているか?である。
簡単なところで言えば、「昨日より仕事が出きる様になった」「昨日より知識が増えた」「今日覚えた知識で、新しい経験・仕事の準備が出きた」などである。
だが、往々にして、こちらの都合に対して準備が整っているなんてことは普通、ありえない。もし準備ができているなんてことがあればそれはただのルーチンワークだ。
準備ができていないから、困難が降りかかってくる。
その困難をどうやって乗り越えられるかが、そこで試される。
智恵を振り絞る。頭を使う。頭がいい人ならどうする。
助けを求められるならそうすれば良いし、自分一人で対処しないとならないこともある。常に自分を磨いておく必要がある。
そういうことだ考えている。
・一般的な頭がいいと言われている人たちと自分が思う頭がいいとは違うのではないか?
私が考える、「TVや著名な有名人」で
頭がいいと思う人を思い浮かべると、いくつかの共通点があることに気が付いた。
・とにかく、知識が豊富。
・自分で詳しいと思っていたことに対して更に上を行っている
・カタカナ言葉や、多言語ではない、通常の日本語で知らない言葉を使ってくる
・類義語、対義語、同義語を良く知っている
・日本や世界の歴史に精通している
・計算が早い、暗算につよい
・話や説明に対する反応が早い、飲み込みが早い
・コメントがとにかく秀逸!
大体、同じ様な感覚でこの人頭いい、と思うのではないでしょうか。
つまり、
この辺を強化していけば、頭いいと「思われる人」になることができます。
やることは以下。
・単純に色々なことを覚える
→ 実は物を覚えるという行為は、色々な角度から検証することで体得しやすくなっている。思い出すという行為も、色々な角度から思い出すという引き出しが多い方が思い出しやすい。山の様に色々なことを覚えると、関連付け出きる項目(インデックス化)が多くなり、単純に覚える時間が短くなっていく。
英単語や、日本語でも、語彙数が多い方が、関連事項や共通点を見つけやすくなり、覚えが早くなる。何ヶ国語も喋れる人というのは、何ヶ国語も覚えるのが早くなっているので、もはや得意なことと行っても差し支えないレベルになってきている。
その他、プログラミングでも、構文やパターンは多くあるので、プログラミング言語が異なっても覚えるのが早いというのは良くあることである。
更に、プログラミングでは、パターンの組み合わせで出きるなどということもあるので、パターンを知ることは強みになる。
何でも単純に覚えるということはこの先、ずっと役に立つ。
・日本語を強化する
→ 類義語、同義語、対義語を整理して覚える。
これは色々な方法があると思いますが、おすすめは電子辞書を利用する方法。
電子辞書は、この辺が効率よくまとまっており、かつ、ジャンプ機能がある
ため、わからない言葉をワンクリックで調べることができます。
webサービスでこれをやると、検索、閲覧、検索・・・と
検索の手間が酷く多くなります。
・英語を含めた単語を強化する
→ カタカナ語や、英単語自体も山の様に覚えておく
・日本史、世界史、地理、日本や世界の各種統計を満遍なく覚えていく
→ この辺をおさえていくと、いろんなことに精通していく。
・計算が早い
→ これは訓練するべきこと。誰でも最初は遅いと割り切って、
なんどもなんども同じ様な計算を続ける。
ドリルや公文式と言われる方法は、実は最強に近い。
足し算引き算なら、(後ろの方にぜろが並ばない数字での)大体、
5桁程度を常日頃から行う。まずは概算が出きる様にして、
(例えば、34567+12345 であれば、概算で 4万後半くらいだ、とか)
その後、だんだんと早くなる様に練習すればいい。
練習した回数、時間でどれだけ身についたかを評価しよう。
5回しかやっていないで、「私にはできなかった」はナシだよ。
・コメントが秀逸
→ これは、どうすればこうなるのか私も実は調べているところ。
どんな場面でもコメントというのは必要になるので、自分の意見を磨くということを常日頃から行わないと身につかない。
みんなが言いそうなことは、いう必要はないし、かと言って、あまりにも個人的すぎる内容だと、コメントに対する理解が得られない場合がある。
誰も言いそうがなくて、ホントにそれだ!と思う様な内容がみんなが聞きたいこと。
コメントを求められている時にも、質問者はある程度コメントを制限して答えやすくしてくれているパターンもあるので、その辺を読み解く力も必要だ。
芸能人で言えば、「勝俣州和」さんは、いつもコメントが秀逸だ。
おそらく、「欽ちゃん」に相当鍛えられたんだろうな、と思う。見習いたい。
・自分の毎日のパフォーマンスで比べて、今日は仕事が良くできる、なのか?
体調が左右することが大いにある。
その他、最近気が付いたが、休憩のタイミングにも相当の影響がある様だ。
私は、どちらかというと、休憩が下手だ。
どうしても、みんなが休むというタイミングで休みたくない。自分のタイミングで休みたいと思ってしまう。
みんなが休憩していると、「今がチャンス」とばかりに仕事や、勉強しようとしてしまう。その結果、みんなが問題のないタイミングで自分だけガス欠、疲れ、体調不良などを起こしてしまう。適度な休憩が出きる様にして行きたい。
その他、パフォーマンスは摂取する食べ物にかなり左右されるということがわかってきた。
朝、マーガリン等のあまり良くない油をとったときは、一日中パフォーマンスが1割くらい低い。
1割程度だから、気がつかなかったが、最近自分をモニターしていてわかる様になってきた。自分をモニターするというのは重要なこと。
特に、自分の感覚で良いから、数値化していくのはとても意味がある。
そして、パフォーマンスが低い時には何が原因かを、切り分けて考えるべき。
私の場合は、それがあまり良くない油、ということになる。
これは、超ストレス解消法にも書いてある。
・昼に、サラダ
昼にサラダを多くとったときは、妙に調子がいい。
昼の後、眠くなることが多かったが、サラダを多めに食べたときは、
その後眠くなるどころか、フロー状態の手前の様に仕事が出きることが多かった。
おそらく、どの様なサラダを食べたかということが影響していると思われるので、
この先要検証。
・コーヒーの良し悪しについて
個人的には、コーヒーは最強に近い。
すぐに体調に現れるため、実感しやすい。
カフェインが影響していると思われるが、
同量くらいと思われる含有量の、緑茶やコーラを飲んでみて比較して見た
ところ、圧倒的にコーヒーがパフォーマンスアップの実感がある。
更に言えば、飲むタイミングが重要で、朝は、量を気をつけること、
16:00以降は控える、などの注意事項が自分の中でルールとして出てきた。
体調不良としてすぐに出てくるので、わかりやすい。
一日3〜4杯程度の方が負担が少なそうな感じ。
味にも気をつける。
クリームは入れない。ポーションタイプのものは、あれは成分を見るとわかるが、
中身は油だ。油は物によってはパフォーマンス劣化を招く。
酸味が強いものは、飲む時に抵抗がすごい。自分には合わないみたいだ。
わかりやすいのでいうと、セブンイレブンの100円のコーヒーは酸味が弱い。
あれはかなりいける、あのような味のコーヒーを見つけるべきだ。
(味は人によると思うが)
上記を逸脱すると、
「胃が痛い」:これは量や濃さを誤った時に起こる
「夜眠れなくなる」:夕方以降で飲んだ時間が遅かった場合、たまに起こる。
その後、夜眠れない、ということが、次の日に持ち越されて、コーヒーの
連続摂取、の様な悪循環に陥る。
「酸味が強い」:もはや飲めなくなる。砂糖を入れても、牛乳、クリームを入れても無理。
・仕事が出きるのは頭がいいのか?
単純にそうは思わない。
すごく仕事が出きる人に、頭が悪そうと思う人もいる。だが、その人が会社や組織にとっていらないか?という話になるとそれは別。すごく優秀で仕事をたくさんとってくる、営業マンだってたくさんいる。
頭がいいのと、仕事が出きるのは別と思った方がいい。
でも頭が良ければ、仕事が出きる様になる可能性が一気に上がる。
身につけるべきことを短期間で身につけ、次のステージにいける。
利点は山の様にある。
・ルーチンワークが早い人は頭がいいのか?
これもそうは思わない。ルーチンワークは、決められた仕事なので、マニュアルや操作方法などが決められていることが一般的。ただし、それらの外側にある、段取りやコミュニケーション能力などは、頭がいいということに付随する可能性が高い。
・困難を乗り越える人は、頭がいいのか?
これは単純に頭がいいと考えて差し支えないだろう。
困難を乗り越えるだけのスキルがある、スキルを身につける、スキルを使える、精神的に強い、等は頭の良さに数えて良い様に考えている。
精神的に強いということを、パフォーマンス強化に組み込むためには、
瞑想が良いと呼ばれている。
特に慈悲の瞑想が良いかもしれない。
→ これについてはパレオな男さんの記事が役にたつだろう。
・覚えるのが早い人が頭がいいのか?
これはおそらく、頭が良いと言っていいはず。
覚えるのが早いというのは、前述したが、前提となる知識が山の様にあるか、特殊な覚え方をできる人が多い。(一回見たことを記憶できる、視覚能力系、一回聞くと、音楽を再現することができるなどの聴覚系などがある)
一般的には、どんな人も、自分の中で数値化できれば、
以下のどれかが他と比べて強い。それに合わせて勉強することで早く物事を覚えられる。
・視覚:単語帳の様な物を高速に繰り返すことで早く覚えられる
・聴覚:聞いた方がよく覚えられる、つまり、音読等での丸暗記がかなり有効
・嗅覚:ハーブ系、柑橘系、などの匂いを濃い、薄い、混ぜるなどで能力がブーストされる
・触覚:書いて覚えると覚えるのが早い
・味覚:ガムとか何か食べていると、すごくパフォーマンスが上がり、覚えやすくなる
諦めるなかれ、どれも一般的な、人並みなレベルであっても、これらを組み合わせることで達人レベルも可能だ。
自分の中で覚えやすい方法を繰り返し検証して見ると良いよ。
<<まとめ>>
以上、色々なことを書いていったが、 パフォーマンスをあげる方法はまだまだ山の様にあると言われている。それらを一つ一つ組み合わせることで、現在のパフォーマンスの1.5倍は出せるだろうことは言うまでもない。今後もそういう記事を載せていきたいと思う。