【書評】脳にいい食事大全
- 読む前に確認したいこと
- キーワード:これらを良く見て・確認して行きたい:
- 表紙、帯等から拾える情報
- 本の構成
- 本書が私に活かせる箇所:
- 腸について
- 脳にいい、最高のレシピ集
- 本書で疑わしいと思っているところ
- 今後と実践
- 私ならこう言うタイトルにする
読む前に確認したいこと
健康やパフォーマンスに関する知見を広げる機会と思って、この手の本は出るたびに買っている。
良いと思うところは積極的に取り入れて、怪しい、眉唾だと思う箇所には疑問を投げかける。そう言うスタイルで私は生活を改善している。
本書では、何が焦点で、何を否定してくるのか。
何が良い食事なのかを検討して行きたい。
キーワード:これらを良く見て・確認して行きたい:
表紙、帯等から拾える情報
脳・食事・記憶力・認知力・判断力・集中力・自然医学・栄養学・脳に効くスーパーフード・レシピ・最強の脳を作る方法・ブルーベリー・午後のお茶・脳の炎症・食事術・脳のパフォーマンス・1分で健康を手に入れる・脳内炎症を完全予防する・セロリ・果物が脳内環境を整える・カフェイン・セージ
キーワードと思える語句が、すごく多い。ちょっと特殊な例かもしれない。
本の構成
・14の原則という、屋台骨を説明し、その後の説明を簡略化している。
・食べてはいけない・取らない様にする・置き換える物を説明
・積極的に取り入れたいスーパーフードを説明
・最後に脳に効く習慣(食べ物以外)を説明
14の原則を読めば、その後はどこから読んでも良さそうに見える。
特に、最後の「脳に効く習慣」は、いつ読んでも良いだろう。
忙しいビジネスパーソンには、立ち読みでも嬉しい知見がもたらされるだろう。
本書が私に活かせる箇所:
以下を取るべきだとのこと。
必要量などの量的な記述が見つからないが・・・
脳を強化するための必須食品(3種類以上、毎日)
ブルーベリー、ぶどう、ざくろ、くるみ、トマト、天然サケ
脳を強化するための優良食品(2種類以上、毎日)
アプリコット、桃、プラム、セロリ、セロリの種子、チェリー、コーヒー、ショウガ、インゲン豆、セージ、ローズマリー、紅茶
食塩ではなく、天然塩を使うこと(これは新しい目線だった)
微量のミネラルが必要とのことだった。
30分以上の有酸素運動を週5回以上
→ 回数は別として、これは良く言われることなので、取り入れるべき。
ステビア:植物由来の天然甘味料。積極的に砂糖と取り変えようとのこと。
ただし、1:1で取り替える訳ではなく、甘みの感覚では砂糖と比べて
300倍程変わるから少量で良いとのこと。
人工甘味料が健康に問題を起こす、7つの理由があると言うことだった。
原因の一つ一つを説明するつもりはないので、必要があれば本書を参照して欲しい。
ミネラルウォーター、水道水のどちらでも、安価な浄水器を利用するべき
→ これには、重金属を取り除くと言う目的がある。安価でも浄水器は効果が高いらしい。重金属が体に良くないことは、言うまでもない。
制酸薬は利用するべきではない
→ 重金属を含んでいる物があるため、と言うことだった。
スーパーフードを取り入れる
→ これは皆さん、興味あるところでしょう。以下を積極的に取り入れてください。
・ざくろ
・チェリー
・セージ
・ブルーベリー
・セロリ・セロリシード
・クルクミン
・緑茶
・くるみ
・ほうれん草
・トマト
・ぶどう
・コーヒー
・桃
・玉ねぎ・にんにく
腸について
食物繊維:腸が重要なのは、最高の体調でも記載した通りだ。
食物繊維は、腸を元気にする。
highperformance.hatenablog.com
脳にいい、最高のレシピ集
→ 末尾に、レシピ集がついている。
これはとても参考になる。普段料理は軽くしかしないので、
細かい手順が書いてあるのはすごく嬉しい。
本書で疑わしいと思っているところ
グルタミン酸ナトリウムが健康に悪いという記述がある。
この辺りにはとても根強い議論があって、どっちが本当なのか、
まだ結論が出ていないというのが正直なところではないかと考えている。
眉唾、信じられないと言うのは簡単だが、疑問をもち、今後も自分で調べて考えて結論を出していきたいと思う。
今後と実践
まずは食生活から変えていきたい。
既に取り入れている食材もたくさんある。
ざくろやセロリはオススメらしいので、この変から初めてみたい。
私ならこう言うタイトルにする
脳にいい食事大全と言うタイトルは、はまっていると思う。
少し考えると、「大全」と言う言葉に疑問が湧いてくる。
大全というからには、全て記載されていて欲しいところだが、そうではないのだろう。
そう考えると、以下が良いのではないかな。
「ここまでわかった!脳にいい食事」