「雑記」投資について考える思考実験
皆さんは投資をしていますか?
投資がきになる人もいるでしょう。
今日は、脳開発から少し離れた、思考実験をして見ます。
- ・自分の成長(労働から得られる金銭的な価値を投資に回さないで残した場合)と比べて投資に回した場合のリターンの割合がどれくらいになるのか?
- 私の場合で言いますと・・・
- 株の場合で考えて見ましょう。
- ここからが真骨頂。
- A:業界がよかった?という仮説を検証する。
- B:比較対象がそもそもの間違い。という仮説
- つまり
- <<まとめ>>
投資で一番コストパフォーマンスがあるのは、自分に投資すること。
これについては皆さん異論がある方もいるかもしれませんね。
レバレッジと、額によるところもあるのですが、
一般的には、以下のどこに当てはまるかによって結構変わってきます。
・現在自分がどのステージにいるのか?
・今何歳?
・どのくらいのスキルがある?
・どのくらいの自由がある?
・借金と資産の額
・家族の存在
・必要になる額・日・月・年毎
・働ける・働く気力
・労働力と時間の関係について
・大切にしている時間
要するに、どれくらいの金銭的な余裕・自由があるか?
年齢や時間によってそれらをどれだけ価値に変えられるか?
などがキーになるでしょう。
レバレッジや額が、これらに対してどれだけかかって来るか?というのは、
どれだけリスクをかけられるか?という話になります。
金銭的にかなり余裕があって、一生、好きな仕事をして暮らしていける(しないという選択もできる)場合には、リスクは低く、安定したリターンが得られるものが必要になり、金銭的にあまり余裕はないが、将来に備えて投資をしておきたい場合には、
ある程度リスクをとってもレバレッジの高いものを選ぶ可能性もあるでしょう。
そのあたりは、皆さんご存知でしょう。
ですが、以下について考えたことはあるでしょうか?
・自分の成長(労働から得られる金銭的な価値を投資に回さないで残した場合)と比べて投資に回した場合のリターンの割合がどれくらいになるのか?
簡単に言います、以下を比較してください。
1:あなたが来年、どれだけの給料アップが望めるのか、という点
2:投資をした場合に儲かるだろう価値の度合いという点
私の場合で言いますと・・・
1は、年間で10〜50万円前後の可能性がある(大体10%の成長としましょう)
2は、投資している利回りが10%を越えるか?という点で比較します。
→ 2として、投資先を考えてみます。
FXのスワップポイントだけを考えても、10%成長というレベルは越える可能性が高いですよね。
株でフル投資した場合、10%成長する可能性ってどれくらいあると思います?
選んだ企業にも依るでしょうが、結構高いはずです。株価だけじゃなく、日本の場合は株主優待もありますので。当然、配当もあります。
レバレッジが高かったり、信用取引を設定している場合、これらの数値が高くなる可能性もあります。リスクも高くなりますが。
1の自分の成長をこれらと比較した場合、儲かるのは、どっちが可能性が高いですか?
2の方が高くなる感じがしませんか?
なぜか?
株の場合で考えて見ましょう。
例えば、私は2016年2月に「イオン」の株を取得しました。当時は、取得価額が
「1631.95」円でした。単元株が、100なので合計16万3195円かかりました。
今ですか?「2721.00」円になっています。
その他に、イオンの配当は1500円かける4回、
オーナーズカードによる返金が4500円かける4回、
オーナーズカードによる割引が数回(合計5000円いったかな?)
というような特典を受け取っています。
値動き上昇分で約11万、他の特典で3万くらい。計14万くらいになっています。
まだ2年経っていないのですが、年率で言えば、40%くらい行っています。
もうそろそろ、買った時の額を取り返すくらいになっています。
いや、今売れば丸儲けですよ。倍になって戻ってきた、みたいな感じ。
(売りませんけどね。オーナーズカードの特典がすごすぎるから。今イオンの株持っている人はみんな売らないと思いますよ。それぐらい、オーナーズカードがすごい。)
イオンすごいですよね。
何が言いたいか。
個人での成長は、10%とかのレベルだが、
他の投資での成長の場合、それ以上になる可能性を秘めている。
イオンの場合は40%とかのレベルだ。
これでイオンすごいよね、でおわしてはいけない。
ここからが真骨頂。
思考するという行為の一番意味があるところ。
なぜこの差が出たのか?これを徹底的に考えるべきだ。
A:業界がよかった?という仮説を検証する。
イオン以外はどうだったか?
同業他社を見たところ、あまり株価が上がっていない企業もあった。
(ローソンとか、セブン&アイとか)
上がっている企業もあった(ユニー・ファミマとか)。
業界じゃなさそうだな。
次。
B:比較対象がそもそもの間違い。という仮説
個人と企業を比較したら、どう考えたって企業の方が有利だよね。
個人がどれだけ頭がいいとしたって、行動力があるのは企業という集団のはず。
資本などのレバレッジも段違いだ。
それに、上場企業ともなると経営者・経営陣は超優秀な人たちの集まりでしょ。
普通は、個人が太刀打ちできるはずがないんだ。
うん、これはそれっぽい答えの一つかも。
→ 成長・利回りも段違いであって当たり前。
つまり
A、Bだけの仮説でもわかるのは、
・投資先を間違えなければ、利回りが高い企業を見つけられる。
・自己の成長と比べて、それ以上の成長を見せる企業がある。
・普通は、超優秀な経営者と自分という個人を比べたら、圧倒的に負ける。
→ 優秀と思うような上場企業に投資するのは、かなり良い賭けなんじゃないか?
ということである。
さらに言えば、これに分散投資を乗せることができれば、なお良し。
<<まとめ>>
・自己投資は、かなり信頼できる(自分が成長すれば丸儲けなんだから当たり前の)投資だが、圧倒的に成長する企業と比べてしまった場合、リターンでは負けることもある。
・ハイブリッド投資(自己投資を惜しまず、超優秀企業に投資)することも忘れないで行くのはアリだと思うよ。