ブレインハック【最高のパフォーマンスを見つけ出し実践する】

書評が好きで、本が好き。 書評ブログを読むし、書いて見たりもする。 だが、同類と思える様な人には滅多に合わなくなってしまった。そう気づいてからは友人関係も疎遠になり、本当の自分と向き合える知り合いはいないのでは、と思う様になってしまった。 人生に悲観する事並に悲しい事だと思う。だが、人々はそんなに捨てたもんじゃ無い!ということを証明していくブログです。

【書評】最近読んだあまり役に立たなかった本3冊と,ちょっとこれは良いかも、3冊

 

■ 対象の6冊 

いつもとは違ったアプローチです。

掲載するかは最後まで悩んだのですが、嫌な物は嫌!と言いたいので、

載せることにしました。

対象は、以下の6冊。

 

・かつてないほど頭が冴える!睡眠と覚醒 最強の習慣

・G+PDCA勉強術

・自分を強くする

・科学的 潜在意識の書きかえ方

・人生が変わる最高の呼吸法

・マンガでわかる 頭を鍛える東大ノート術

 

それぞれ見ていきましょう。

かつてないほど頭が冴える!睡眠と覚醒 最強の習慣

正直、何も得るところがないと感じた。目次を見ると、すごくいいのでは?と思えてしまうからよくできている。

しかし、読むと絶望する。得るところがなかったと思ってしまった。

なぜ?私の生活を改める様な何か・訴え・モチベーションをあげる要素・得るものが何もなかったからだ。朝光を浴びなさいとか、昼のうちに、昼寝をちょっとだけしましょうとか、睡眠前のゴールデンタイムとか、熟睡を誘う方法とか、マヂでやくに立たないと思った。いや、むしろこのレベルの本は山の様にあるということか。他のトピックスも含めて既に私の中では既知の情報だったと言える。 

G+PDCA勉強術

これは対象年齢が低いのか?理由はわからないが、これも役に立つ要素が少ないと感じた。どちらかといえば、元気がないビジネスマンに元気を出してもらう系のサプリの本(この手の本は結構ある)と判断する。

PDCA系の本で、今までに最も役に立ったと思える本は以下の二冊(1冊は同種なので1にカウント)であり、これを超える要素が見つからなかった。

鬼速〜の方は、具体的な手法にこだわっており、とても実践寄りな内容だ。すぐに試して見たくなることは間違いない。学生から社会人まで広い人々に支持されると思う。

一方、孫社長の方は、高速でビジネスを展開するにはどうしたら良いか?の視点に立っており、学生や、一般人向けではなく、ビジネスマン向けの書籍になっている。困難に直面した時にどの様にそれを解決していくか?の様な不定形の答えを探すのに最速とまでは言わないまでも準最速で結果をだす方法にこだわっている様だった。もちろん、最速の答えはない(すぐ見つからない・思いつかない)わけで、思いつくものの中で最速の行動指針を打ち出し、時には、いやそれは一部にムダがあるんじゃないか?とも思える行動をとるが、PDCAの行動と結果を打ち出すことで、その後の最速の結果をだすことができるという方法論。この書籍の通りに動かすことができるなら、破壊力はかなり大きいだろう。

 

自分を強くする

この本はセミナーに呼びたいが為に宣伝本として利用されている種別の本だ。NLPの利用方法がいくつか記載されているが、手法のうち、ひとつまみというレベルしかこの本の中で公開されていない。もっと利益・効果を得たいという人は、ぜひ筆者のセミナーに参加してくれ。ということなのだろう。

そしておそらく、その参加費はかなり高額なはずだ。

よって、本の中身は出し惜しみしており、かなりツマラン・ケシカラン内容になっている。

これなら、アンソニーロビンズポールマッケンナの以下の本の方が最高に元気が出るし、効果が出る。嘘だと思うなら古本屋でいいから買って見比べて見て欲しい。アンソニーロビンズの本は1円だったりする。送料取られるかもしれないので、近くの古本屋で探そう。これらは古い書籍だがすごい名著だと言える。下手をすれば人生が本当に変わる。それくらいのパワーがある。そういった本が、おそらくこの世にはかなりのレベルで埋まっている可能性がある。読書はあなたのパフォーマンスを最強にする。それを忘れないで欲しい。

NLPはすごい。私も数年前にひどいトラウマがあったが、この本「一瞬で自分を変える法」でトラウマが消えた。何度も何度も実施することで、嘘の様にトラウマが薄くなっていくのがわかる。NLPという手法があることは確実に信用できる。あとはどうやってやるか、という点だけだろう。これらの本から、アプローチの基礎が見えるはずだ。注意しておくが、NLPセミナーはオススメしない。高額だからだ。安いセミナーは、効果がないか、モグリの人がやっている可能性が高い。それだけは言っておく。

気をつけて。

 

科学的 潜在意識の書きかえ方

 この本はスキ。種別としては、科学と、科学を超える分野にまたがるあたり(まだ科学として実証されていないと思われる様な分野)を焦点に書かれている。誤解を招くかもしれないが、スピリチュアル的な発想を求める様な記載がいくつか見られた。内容は、ロンダバーンのザ・シークレットに似ている様な感じか。ザ・シークレットがスピリチュアル系と思うのであれば、そっちに分類されるし、これは科学だというのであれば、科学の分野に入るだろう。同型と思われる。

例えば、引き寄せの法則とか、Oリングテストとかを科学と考えるかどうか?あたりが焦点になるだろう。私個人としては科学側に入れたいと思っているが・・。この本の見所は、脳幹の活性方法などの記載や、言葉や考え方、脳のクセがあなたを作っているので、それを書き換えるにはどうすれば良いか?といったアプローチで記載されている本。

 

人生が変わる最高の呼吸法

これは実践しないとわからないやつ。だが、今まで読んできた千冊近くの経験上、人生が変わる可能性が高い。脳開発の本を見続けてきた私の見解では、「二酸化炭素」をどうやって体内に多く取り入れるか、が課題だった。従来の方法では、運動をするのと、マスキング法を実践するのが大部分だった。マスキング法は、会社づとめの人などは、頻繁に実施できないし、運動はましていわんや。

だが、ここにきて、当本では、息を止める、ということでそれを可能にするという科学的な立証が出来たというから驚いた。

息を止めるのであれば、特に必要な器具はいらない。マスキング法も不要となるかもしれない。マスキング法をしらない人はググった方が良いだろう。(いや、もはやこの本を信じて実践するならマスキング法はいらないと言えるので、ググる時間すら勿体無いと言って良いかもしれない)   

脳開発の下地になる本として、関連本は、以下がある。ウィンウェンガー、七田眞、苫米地英人茂木健一郎 (敬称略)。

その中でも、ウィンウェンガー博士の本は群を抜く記載が山ほどある。検証結果も素晴らしく、この方法を実践することで天才を育てることができた、とまで言っている。

その中の一つとして出てくるトレーニング方法が、体内の二酸化炭素を増やすという内容の、「潜水・素潜りを行う」「マスキング法」なのだ。

簡単にいうと、人間の体は、酸素が足りないと酸素を早くとりいれろ!という命令を脳が下す。

その結果、体中で血管を拡張させ、鼓動を速くし、脳に血流を増やすことを最優先に行う。

ここからが重要なのだが、酸素が減っていなくても二酸化炭素が身体中で増えると、体の中の酸素が減ったと脳が勘違いし、脳が酸素を取りれろ!という命令を下す。

すると、血管が拡張し、鼓動が速くなり、脳に血流を増やすことになる。

脳への酸素・血流を増やすというのはとても大事なことで、脳は血流が増えると、活性化し育つ。

これは何歳になっても行われるらしい。運動が重要というのは、血流をよくするという意味でも、脳を育てるという意味でもとても意味があるのだ。

運動以外、または運動のうちでも簡単な方法で脳を育て、天才を育てようというのがウィンウェンガー博士の研究だった(と私は見ている)。

話が脱線してしまった。

二酸化炭素が、体内に増えると、脳が育つ仕組みはこの様になっている。

身近なところでは、皆さんも経験しているはずだ。風呂に炭酸ガスの入ったものを入浴剤として入れる。それであったまるというのは、皮膚から二酸化炭素を取り入れて、その結果、血管が拡張し、鼓動がある程度速くなる、その結果体が温まるという仕組みである。

かつ、鼓動が速くなることで体内の老廃物を速く代謝するという機能ももつ。

すごい仕組みなのである

マスキング法は、自分の吐いた息を多少自分でもう一度吸い込むということで二酸化炭素を増やす方法。定期的にこれを行うことで脳が3週間で40%活性化されるという事実まで発表したので大きな話題になった。そういう経緯がある。

話がそれたが、二酸化炭素は重要だ。

上記の認識があるという上で、当本を見ると、かなり違った景色が脳裏に浮かぶことになる。体内に二酸化炭素を増やす方法で脳開発が気軽にできるぞ、という話と、それだけでなく体調がよくなるという話を、トレーニング実践編という形で記載されている。結構バリエーションもあるので、非常にオススメだ。

マンガでわかる 頭を鍛える東大ノート術

マンガじゃない方を読みたくなった、いい本だと思う。ノートの使い方や思考方法によって、自分パフォーマンスや仕事が改善されるならぜひ取り入れたい、そう思っていたところにこの本が見つかった。マンガだからストーリー部と解説部があって、どちらも良い内容。東大生が、ノートを工夫してとるというのは、「東大読書」やこの本で理解できた。日々の頭の中身の利用レベルにまで変化を起こして常にそういうレベルで考えるというルーチンワークにするという内容がとても印象的だった。繰り返しになるが、マンガじゃない方も買って読んで見たい。おそらく実践向けの本だと思う。(マンガじゃない方って言っといて、ないのかな?見つからないな・・それっぽいやつを載せておきます。私は未読です)

<<結論>>

あまり役に立たなかった3冊

・かつてないほど頭が冴える!睡眠と覚醒 最強の習慣

・G+PDCA勉強術

・自分を強くする

 

これはいいかも3冊

・科学的 潜在意識の書きかえ方

・人生が変わる最高の呼吸法

・マンガでわかる 頭を鍛える東大ノート術

 

  でした。

1冊1500円とか出資して読んでいるので、あまり得られるところがないと寂しいですよね。人によって捉え方は違うと思いますが、私の感覚では上記の様になりました